みやざき地頭鶏とは

「地頭鶏(じとっこ)」は、宮崎と鹿児島の旧島津領で古くから飼育されていた、日本に元々いた在来種の鶏です。その美味しさから農民が地頭職に献上しているうちに「地頭鶏」と呼ばれるようになったと言われています。繁殖が難しく、1943(昭和18)年に固定天然記念物に指定を受けています。この「地頭鶏」と、大型の「劣勢白色プリマスロック」をかけ合わせた「F1」を父に、産卵率の高い「九州ロード」の雌をかけ合わせた三元交配方式つくられたのが「みやざき地頭鶏」です。

みやざき地頭鶏の系統図

現在、「みやざき地頭鶏」を生産している農家は、宮崎県内で55軒(2016年4月時点)。年間出荷量は30万羽と、地鶏としてもわずかな量しか市場に出回っていません。それは、宮崎県が厳しい生産条件を満たし、指定を受けた35農家にしか雛を出荷しないため。その厳しい品質管理が、「みやざき地頭鶏」を数の面でも、そして品質(味)の面でも、幻の鶏にしているのです。

一部参照:みやざき地頭鶏事業協同組合